混雑してご迷惑かけました

オッサンひとりで診療にあたっている病院なので、まとまった数の来院がありますと待ち時間が生じると同時に、1件毎の診療時間も短縮化を図らざるを得なくなります。

例えば先週末は朝9時から延長して13時まで、午後は17時から20時まで診療して、計60頭のウサギを診させて頂きました。
単純計算して1頭当たり7分の診察時間が割当てられるのですが、当然重篤な患者さんや詳細な説明を要する飼主さんと、爪切り健康チェックや軽症患者さんとは時間配分が異なってきます。

飼主さんは待たされるのが苦痛な反面、少しでも多く自分の話す時間を確保しようとするもの。
主役の患者であるウサギは、できるだけスムーズに短時間で診察を終わらせて、早く家に帰って自分のテリトリーで寛ぎたい。
私が最も優先するのは患者であるウサギですから、ときに飼主さんにすれば不満が残る診察になります。

本当は私も他人には良く思われたいから、これでも隅々気を配りつつ、皆が満足するように努力しているのですが。
よく知る飼主さんのなかには「忙しいときに来ちゃってごめんなさいね〜」と言ってくれる方もいらっしゃり、その心遣いに更に申し訳ないと思っております。

ヒトは、今年の用事は今年のうちにと思うのでしょう、例年の傾向として年末は混み合うことが多い。
その反動か、年明けはゆったりモードになります。
ですから差し迫った事情や病気がなければ、愛兎に余分なストレスをかけないために、年明けに来院することも検討されると良いかと思います。

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