削痩(さくそう)
専門用語で削痩、漢字から想像の如く、体幹が著しく細くなった、アバラや背骨を触るほどに痩せた状態をいいます。
栄養不良な状態が一定期間持続することによって起きる身体の変化です。
「昨日まで元気で餌も食べていたのに、今日から体調が悪い」
と、削痩状態のウサギを連れてくる飼主さんが僅かながらいます。
パッと見、ガリガリで倒れそうになっているウサギを前にして、そのように言うのです。
人間、露骨なウソはそうそうつけるものではありません。
多分、それほどの変化にも気がつかないほど、普段からウサギとのスキンシップ皆無の飼育をしているのでしょう。
怒りより、悲しくなります。
「うちの子は暴れん坊で触れないんです~(笑)」
これ、恥ずかしい話なんだけど・・・
飼主なら、愛兎に触ってあげてください。