ウサギを信用してはいけない
診察時に飼主さんから、ウサギの悪戯食いの話を伺います。
カーペット、タンスの角、壁紙、観葉植物、新聞紙、ティッシュ、ビニール、etc.
中にはゴルフ好きの主人のゲルマニウム・ネックレスを粉々に砕いて、全て飲み込んでしまい、レントゲン検査したら驚愕の映像が撮れたウサギもいました。
ウサギを室内で完全自由生活させている飼主さんとのウサギ悪戯食い談義は、一見ヤンチャな我が子を優しい目で見守る温かい光景に見えますが、一歩間違えば大切なウサギの命に関わる問題に繋がります。
飼主さんの管理不行きが原因でウサギが命を落としてしまったら、一生後悔してもしきれないでしょう。
ウサギは食べて良いものと悪いものを区別できません。
飼主さんから叱られて学習することもできません。
警戒心や自制心よりも、好奇心の方が圧倒的に勝っているので、なんでも口にして確認しようとしてしまいます。
自由奔放に動いて、様々な仕草を見せてくれるウサギは可愛いです。
しかし、悪戯食いは危険ですから、最低限の注意は払ってください。
うちの子はそんなことしない筈、いつもしてないから大丈夫。
その考え、ダメよ〜、ダメダメ! (これ、今しか使えんな)
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