ウサギの爪剥がれ

ウサギは猫のように爪を出し入れせず、歩行する際のスパイクとして作用させているので、金網などに引っ掛かり踏ん張ると、容易に爪が剥がれます。

剥がれた直後は派手に出血しますが、圧迫止血すれば短時間で止血されます。
その後数日間、感染防御のため抗生剤投与すれば大事に至らないことが殆どです。

爪の組織が少しでも残っていれば再び生えてきますが、完全に剥がれて失った場合は生えてきません。
それでも日常生活には支障ないです。
しかしながら剥がれないならその方が良いので、ウサギにとって爪が引っ掛かる危険性のない環境を提供してあげることが大切です。
これは、まめに爪切りしてあげることでは防ぎきれません。
画像のように短い爪でも、引っ掛けてしまえば抜けます。
CIMG2353

また、頻繁に行う爪切りは、指先の振動を嫌うウサギにとってストレスになるだけです。
やはり環境整備が一番重要です。

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