第7回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録

厚労省HPに、3/18に開かれた「第7回 医薬品等行政評価・監視委員会」の議事録がある。

ここでの東京理科大学薬学部佐藤嗣道講師の発言に注目。

要は、オミクロン株に対する有効性は十分なデータがないし、オミクロン株は今、収束に向かっていますので、その次の波が来るとしても、それに対する有効性のデータが全くない中で、20歳未満の方は、今、トータルで8人亡くなっていますが、そもそも新型コロナウイルス感染症による死亡のリスクはほぼゼロに等しいのです。
実はワクチン接種後の死亡は、10代で既に6人報告されているわけです。これを5~11歳まで拡大したときに、どういうことが起こるか、非常に心配です。
20歳未満の方に対しては、COVID-19による死亡のリスクがほとんどない中で、接種後の死亡が数例でも起きるのならば、私はそれだけで薬害と言っていいレベルではないかと思うわけです。
要するに、有効性に関するエビデンスが十分にない中で、20歳未満の方にワクチンの接種を勧奨することは、一方的にリスクを負わせることにならないか。死亡という一番重篤な結果についてのことですが、そういうことすら懸念するわけです。
この委員会は、薬害を防止することが目的なので、私自身もそうですが、かなり安全側に立った観点で考えていかないと。想定される最悪の事態を考慮した上で、どういう対策が必要かということを考えていかないと、薬害は未然には防げないわけです。
結果的にそこまで心配する必要がなかったということならいいわけですが、全部結果が分かってから、やはりこれは薬害でしたねでは、この委員会の役割が果たせないわけで、私自身はそのことを非常に懸念していることを意見として申しておきます。
以上です。

同氏は、厚労省が制作した心筋炎リスク比較リーフレットについても、

まず、この比較の表自体が非常にナンセンスというか、ミスリーディングです。
要するに、比較しなければいけないのは、834とか450という数字が出ているのは、日本の場合は、COVID-19を発症して入院した中での心筋炎の発生割合ですので、リスクを考える場合には、そもそもCOVID-19を発症して入院するリスクを掛けて比較しないと、意味をなさない比較であるということなのです。
この図が独り歩きして、マスコミなどでも使われていて、非常にミスリーディングです。
ですので、この資料に関しては削除するなり、こういう比較は適切でないとお認めいただけないかというのが一つです。

こういう情報、マスコミは絶対報じませんね。
厚労省HPに掲載されている委員会議事録だから、デマではないだろうに。

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