日本の格闘技とUFC

UFCはアメリカのメジャー総合格闘技で、現在最も有名な選手はアイルランドのコナー・マクレガー。
地元の配管工だった彼は2013年からUFCに参戦し、たった3年で年間23億稼ぐスター選手になった。

徹底した実力主義のUFCでは、ひとつの興行で最も劇的な勝ちを収めた選手は、勝ち技によってノック・オブ・ザ・ナイト、サブミッション・オブ・ザ・ナイトと、試合のギャラプラス1千万円程度のボーナスが支給され、勝ち続ければギャラはうなぎのぼり。

競技としても、UFCでは数ヶ月前に試合日程が決まり、2ヶ月前からトレーニングキャンプに入る。キャンプには、ボクシング、レスリング、フィジカル、総合格闘技各分野、そして彼らを束ねるヘッドコーチ、ときにスパーリングパートナーがそこに加わり、何人ものスタッフが1人の選手のために動き、試合に向けてコンディションをあげていく。

安全面でも、コミッションによる公式ルールの制定、無差別級を撤廃し階級別によるマッチメイク、全米アンチドーピング機構と契約し薬物検査の強化を実施している。

選手の発掘・育成の過程をTVのリアリティ番組で放送し高視聴率を得、お金を儲けながら人材発掘ができる方法論を作り出し、カジノ経営のズッファ社による買収によって、多額の資金投入が可能になると同時に、ラスベガスでの興行の実現、と産業面でも確立されたUFC。

悔しいかな、日本とは全てにおいて、レベルが違い過ぎます。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ