捨て去る技術 40代からのセミリタイア

コロナ禍で自身の精神的支柱となってくれたMは講演会で癇癪起こし自己制御できない未熟を晒し、Iは専門外の陰謀論に傾倒して日常に帰還できなくなり、次々に残念で共感できない世界へ行ってしまった。

「コロナって実はそんなにヤバくないんじゃない? なのに騒ぎ続ける日本人って、太平洋戦争のときのメンタルと同じで、こんなことまた繰り返すだろうから、もう付き合いきれんわ」と日本を去ったフリーライターの中川淳一郎と、漫画家の小林よしのりだけが今もってブレず、理屈に適った言論を続けてくれている。
ということで中川氏の新刊を早速読んだ。

意見の相違があってどうしても分かり合えない人間は切るべし。
嫌な人間と決別するためには、彼らから離れることが得策。
そのためには蓄えがあって、身軽な自分でいること。

いいな。
言うだけ番長にならず実践した氏が羨ましい。

氏はあとがきに実践の足枷になる要素を以下に列挙した。
・変わることを恐れる配偶者や家族
・住宅ローンの残った家や借金
・辞めるに辞められない職場や仕事を失うことへの不安
・あまりに少な過ぎる貯金
・健康面、親戚間トラブル、老親の介護

思わず自身に照らして考えてしまった。
自分は彼より遅れて50代のうちにセミリタイヤできるか?
わっ!
あと5年じゃん。

1つ星 (5 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ