天邪鬼を心がける
朝や昼のTVに目を向けると、相変わらず集団リンチをやってますね。
次々旬なターゲットに対して、両論併記以前に異論を許さぬ全体主義で。
昨年SNSの誹謗中傷で女子プロレスラーが死に追いやられたとき、TVは一様に正義の言葉を発したのに、やってることは同じ。
SNSと同様いつか自死者が出たら、どのような言い訳するんでしょうね。
日本人の村八分体質は、脳科学・心理学的にはスパイト行動とかいうものに由来しとるらしい。
他人の優位が我慢ならん気質だそうですが、そこから生まれる妬み・嫉み・僻みの対象にならないようにするためには、発生集団と距離を取るか、妬みの対象にもならん位更に上に行き、憧れの対象になるかだそうです。
コロナ禍のストレス捌け口で、無意識のうちにリンチ全体主義が易形成する状況では、殆ど逃げ場など無い。
憧れまで高みに昇るのも難しい。
個々が天邪鬼気質を意識して、先ず皆と違う意見を考えるようにしてみるのが一番やれそうなことだと思う。
天邪鬼になると逆張りとか意識高い系とか揶揄されますが、それは大勢側、全体主義側にしてみれば我慢ならんからなんでしょう。
ひょっとしたら天邪鬼に憧れを秘めているけど、孤立するのが怖い根性無しの妬みなのかもしれません。
どちらにしてもTVやマスコミの言うことに、マトモに耳を貸さない方がいい。
「悪の凡庸さ」は、戦時下だけでなく日常にも存在します。