人を動かす
デール・カーネギー
アメリカの自己開発・啓蒙、対人スキルに関する指導法を開発した人物。
1937年発行の「人を動かす」は日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から70年近く経った今も売れ続けている超ロングセラー。企業経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりする書。時の大統領ロナルド・レーガンもミハイル・ゴルバチョフに勧めたといわれている。
そんな書を、昨日会議中に同僚の先生から紹介された。
人を動かす三原則
• 批判も非難もしない。苦情も言わない。
• 率直で、誠実な評価を与える。
• 強い欲求を起こさせる。
人に好かれる六原則
• 誠実な関心を寄せる。
• 笑顔で接する。
• 名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。
• 聞き手にまわる。
• 相手の関心を見抜いて話題にする。
• 重要感を与える – 誠意を込めて。
人を説得する十二原則
• 議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
• 相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
• 自分の誤りをただちにこころよく認める。
• おだやかに話す。
• 相手が即座に’イエス’と答える問題を選ぶ。
• 相手にしゃべらせる。
• 相手に思いつかせる。
• 人の身になる。
• 相手の考えや希望に対して同情を持つ。
• 人の美しい心情に呼びかける。
• 演出を考える。
• 対抗意識を刺激する。
人を変える九原則
• まずほめる。
• 遠まわしに注意を与える。
• まず自分の誤りを話した後、相手に注意を与える。
• 命令をせず、意見を求める。
• 顔を立てる。
• わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる。
• 期待をかける。
• 激励して、能力に自信を持たせる。
• 喜んで協力させる。
自己の真の感情を押殺さずに、これらを実践できる人間っているんだろうか?
仕事で人間関係の好き嫌いを選別できない状況で自分を偽って利用するべき方法論であって、親友関係や恋愛関係には当てはまらないでしょう。もし、親友や恋人がこれらの教訓を頭に念じながら自分と接していると知ったら冷めるよな。
そう思いながら最後に目を通したら、付録に「幸福な家庭を作る七原則」というのがあった。
カーネギーってバツ2らしいけど・・・
私は自分の好きな作家やアーティストから人生教訓学びますわ。