不安が解消されない

・震災後最初の夏は、電気が止まるぞーと散々脅されましたが、今まで一度たりとも止まるどころか不安定な電力供給になったこともない。
・原子力に代わる発電所、主に火力発電所がピンチヒッターで頑張っており、その老朽化による事故・トラブルが心配されていたが、福島ほどの恒久的な事故は起きていない。
・電気代が高騰する心配も叫ばれていたけど、他件で起きる可能性はあっても電気代値上が元で暴動は起きてない。
・二酸化炭素排出量は京都議定書で声高らかに宣言した次年の1998年だけ下がったものの、その後全国の原発は震災まで全力稼働していたのに関わらず排出量は2007年まで上り調子だったので、原発だけの二酸化炭素排出抑制効果は疑問視するべきと思う。
・火力発電で燃やす石油は輸入に頼っているが、ウランやプルトニウムも同様でしょ。

なのに再稼働して、

・保存場所も確保できぬまま半減期が数万年もある核廃棄物を生み出し、原子力施設は「トイレなきマンション」と言われてるそうだけど、マンションが崩壊した後もとんでもなく長期間有害な放射性汚物どうするの?
・戦争参加が懸念されてる昨今だけど、そもそも原子力施設って格好の標的になりそうな気がするので、外に出て行くことより内を守る方に力注がなくていいの?

と不安を抱く私を安心させてくれる識者の説明は今のところない。

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