ロープ/戦場の生命線
31作目。
2015年スペイン製作のブラック・コメディ作品。
日本では3年後の2018年に公開された。
「ボーダーライン」で男惚れしたベニチオ・デル・トロの最近の作品として興味が湧いて鑑賞。
1995年、ユーゴスラビア紛争停戦直後、現地で活動する国際援助活動家を描いた作品で、デル・トロ以外にもティム・ロビンス、オルガ・キュリレンコが出演しており作品のメジャー感は高い。
紛争地に有り勝ちな銃撃戦は皆無だが、それでも全くダレずに鑑賞でき、ドキュメントのような現実の厳しさに落胆しかかるが、最後はフィクションとして上手いクライマックスに満足する良作。
遅ればせながら日本で公開してくれて良かったが、その後のディスク販売でもDVDのみのマイナー感は残念。
派手なアクション、衝撃、ショッキングに食傷したら、こういう作品でお口直ししたい。