レニー・ウルフ
世間的には1988年結成されたKingdom Comeという、アメリカ・ドイツ混合バンドのボーカリストとして記憶されている。
だが、今聴いても瞬時にわかるレッド・ツェッペリンのパクリで、当時は本家が再結成してくれないフラストレーションを、このバンドが一時的に解消してくれた。
が、ゲイリー・ムーアとオジー・オズボーン両巨匠によるアンチソングによって葬り去られた。
実は、彼はKingdom Comeの前にStone Furyというバンドに参加しており、個人的にはそっちの方が好きでした。
Kingdom Comeは2016年に再結成したのだが、55歳になった彼は高音域が出せず、本家ロバート・プラントのような老年の味も出すことなく引退。
現在代わりのボーカルが加入してバンドは細々続いているが、もはや全く違う印象のバンドになってしまった。
彼の声で持っていたバンドだったということだ。