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オーストリアのフリッツル事件を基に書かれた小説の映画化。
女子長期監禁犯罪の話なので、観ていて気分の悪くなるシーンが多いかと予想したが、いい意味で予想ハズレでした。
事件そのものより、その後が、大きなテーマとして作られてます。

本作は評論家・観客の双方から高い評価を得ているそうで、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesでは支持率97%という驚くべき数値で、「ここ10年で最高の一作」「この数年、これほどまでに心を動かされた映画はない」と絶賛されている。
実際に鑑賞した自分の感想は、ここ10年の1番ではないが、感動した作品でした。

なにより一番よかったのは、ジャック役のジェイコブ・トレンブレイの演技で、彼が本作に抜擢されなかったら、ここまでの評価は得られなかったと思う。
子供の順応能力は目覚ましくて、逆に大人の方がその能力に欠けるのだが、彼の幼若な姿・振る舞いが、その頼もしさを打ち消して、母性本能を相当刺激します。
女性にオススメの作品。

1つ星 (まだ評価がありません)
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