ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言

2013年に発行された本書を何故今読む?

現在公開中の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

本作には、1969年に発生したシャロン・テート刺殺事件が取りあげられており、その捜査に関わったのがロサンゼルス郡検視局長のトーマス・T・野口。
本書は彼の自伝で、当時のアメリカで日本人でありながら国家組織の頂に登りつめた、努力と戦いの歴史が語られている。
上述のシャロン・テート以外にも、マリリン・モンロー、ロバート・ケネディ、ウィリアム・ホールデン、ナタリー・ウッド、ジョン・ベルーシ、ハワード・ヒューズらの遺体検視エピソードが語られており、非常に興味深い内容で一気に読了した。

本書発行から6年、数えれば野口は今年で92歳になるが、ネットで調べるといまだに現役で、世界中で活動しているのが驚きだ。

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