トルセドール
葉巻の葉を巻く職人をトルセドールという。
原材料の葉の良し悪しプラス、トルセドールの技術も葉巻を美味しく吸う重要な要素らしい。
葉巻が乾いてバラバラにならないように湿度70%で丁寧に管理しても、吸い出すとこんな感じに崩れてくる時がある。
それでも勿体ないから吸い続けると、最後にはこんな惨状に。
たぶんこれは、この葉巻を作ったトルセドールの腕が未熟だったための悲劇。
無性に腹立たしく苦痛の時もあれば、
こんな状態まで吸い続ける自分のセコさが情け無い時、
新米が一生懸命巻いたのか、熟練職人が手を抜いたのか、いろいろ想像を膨らます時、
ちょっとした不幸も笑って受け入れられる余裕の時、
様々な心境によって葉巻の味は変わる・・・気がする。
心に余裕がある時が美味いのは言わずもがな。
葉巻を楽しむときは、吸う前からリラックスしていないといけない。
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