ダンケルク

101作目

インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による、第二次世界大戦のダンケルク大撤退(ダイナモ作戦)を描いた作品。
イギリス、オランダ、フランス、アメリカ合衆国の4カ国合作映画。

本作は、空(飛行機)、陸(浜辺)、海(海軍の撤退)の3つの視点から語られるトリプティック法で撮影されているのだが、監督自らダイバースーツを着て海に入り、戦闘機に乗り込みドッグファイトを撮影したという、本作に対する並々ならぬ情熱が、ディスクの特典映像で観られた(最近よくやるのが、先に特典映像を観る行為)ので、一気に期待が高まって鑑賞したが、それを削ぐことない秀作でした。

CGに頼らず実写に拘ったこれだけの大作が、制作費100億とは逆に少ないと思ったが、若手俳優陣に無名どころを起用して、出演料を浮かせることができたのでしょう、同時にリアリティーも追求できた。
撤退作戦なのに、後にダンケルク・スピリットと称賛される理由が、本作を観れば分かる。

今年公開の戦争大作といえば、もう一つ「ハクソー・リッジ」があるが、個人的にはダンケルクが圧勝でした。

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