ジャージー・ボーイズ

クリント・イーストウッド監督通算35作目。

イーストウッドといえばJAZZマニアで有名だが、今回は有名ミュージカルを映画化。
60年代に成功したポップヴォーカルグループ・フォー・シーズンズの伝記ミュージカル。
ミュージカルはずぶの素人なのだが、ジュークボックス・ミュージカルというジャンルで、オリジナルメンバーのゴーディオが製作に関与していて、2005年に開幕し様々な賞を獲得した作品らしい。

そもそもミュージカルが元ネタだと知らずに鑑賞し、ウディ・アレン作品に観られる登場人物が画面に語りかける手法は何故に?と思ったが、出処を尊重したのねと合点。
イーストウッド自身が、ほんの一瞬だけ出演しているのは完全に洒落。
エンドロールの代わりに出演者全員でのフィナーレは、完全に舞台を意識した映像。
大御所クリストファー・ウォーケンが踊る姿は貴重映像だ。

歌唱力とスター性、フランキー・ヴァリ
作曲能力と商売気質、ボブ・ゴーディオ
リーダーなのにトラブルメーカー、トミー・デヴィート
我慢の職人、ニック・マッシ
というキャラで作品は描かれているが、ミュージカル製作時点でメンバー間の異議で揉めたようなので、真実は4通りあるのでしょうね。

90年のロックの殿堂入り時のオリジナルメンバー動画を漁ってみましたが、やっとこれを見つけました。

さあ、次は「アメリカン・スナイパー」でしょ。

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