ザ・ウォーカー
園長オススメ、2010年のアメリカ映画。
ある理由で本を運ぶ主人公イーライ(デンゼル・ワシントン)は殉教者でありながら、座頭市のようなヒーロー。
悪役にゲイリー・オールドマンが配役されているが、残念ながら「レオン」のノーマンほどの凄みはない。
しかし「バットマン」の良心・ゴードン警部から、再び悪の道に復帰してくれて嬉しい。
イーライが大事に運んでいる本の正体は序盤で見破ってやったけど、彼の目的地が、ここかよーって感じ。
作品の根幹はコテコテの西部劇なのに、善悪配役はそのステレオタイプから逆転しているし、そこにチャンバラや宗教要素もミックスされていて、上手いなーと感心した作品でした。