ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

本書は、ジャニー喜多川に対する一連の騒動に対して、イギリスのBBCが騒ぎ出したからといって、日本独自の思想無しにキャンセルカルチャーの片棒担ぐのは、日本文化の崩壊、革命に繋がるから危なくね? という著者警告の書。
下世話な題材から日本の歴史を学び、日本人とはなんぞや?という思想まで結びつけるのだから、噂の真相好きな大衆でも興味津々で読めるだろう。
読みやすい漫画なんだから尚更。

先日のミス日本グランプリ辞退の件でも、本書と同様のことを思った。
あのときは攻撃対象がウクライナ出身の別嬪さんだったから、スケベ心も手伝って肩入れし過ぎた感があったが、本書の第8章「偏見は大事である」を読んで、なるほどなと思った。

相棒と娘には強制読解させたい1冊。

1つ星 (1 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ