クーリエ:最高機密の運び屋
11作目
2020年イギリス製作のスパイ作品。
「クーリエ」とは情報の運び屋の意味で、 キューバ危機において重要な役割を果たしたとされる実在したイギリスのスパイ グレヴィル・ウィンの半生を描いた作品。
ウィンはMI6の依頼で情報の運び屋として、ソ連とイギリスを行き来するが、職業は一般のセールスマンというのが驚き。
彼は1年半に渡りソ連で牢獄生活を送るが、その役を演じたベネディクト・カンバーバッチは体重を10kg落とし頭を丸めて、迫真の演技を観せてくれる。
緊張感の走る男の友情物語だ。
日本では、いくら国益に適った偉業を成し遂げても、国はここまで親身に助けようとしてくれないと思う。