エルヴィス
39作目
2022年アメリカ製作、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた伝記作品。
本作は主人公のエルヴィスと、元マネージャーであるトム・パーカー大佐両者の視点で進む。
1950〜70年代のアメリカポップカルチャーと世情との関わりも、160分の上映時間内で分かりやすく描かれており、ロックの原点がゴスペルだったことが分かる。
若き日のB.B.キングとリトル・リチャードも出てきます。
鑑賞後、本作に関連した本物映像も思わずチェック。
次いでにエルヴィス役のオースティン・バトラーの歌声も。
アメリカ映画界にはこういう逸材がいるから凄い。
歴史に残る程の存在でありながら、愛着障害と愚かなまでの人の良さで早逝してしまったロックの伝説。
ショービジネスの法制化が進んだ現代なら、起きなかった悲劇なのかも。
予告編にある本編序盤のライブが、私的クライマックスでした。