やはり恥ずかしい

夜から雨が降るらしいから、午後の診療前に少し走ろうとジョギング。

普段夜走るので同じコースでも全く感じが違う。
特に大学前通りでは、下校中の大勢の学生が歩くなかを通り抜け。

中高一貫男子校出の性、いまだ多人数女子は苦手で、異性の習性が皆目見当つかんから、己の結婚生活は失敗するし、スタッフにもデリカシーに欠けると毎日怒られる。
大学生の愚娘と関係が良好なのは奇跡だ。
だから彼女たちの間を抜けるときは、心拍数は上がるが息は止めて走り切ろうとしていた。

そうしたら後方で「せんせ〜い」と呼ぶ声。
学生が大学教諭を呼んでるのかと思って、そのまま走っていたら「さかいせんせ〜い」
「えっ! わっわっ、わし?」当院の飼主さんでした、おんどろいた〜。
あまりの恥ずかしさにその後の記憶がない。

自院内では便宜上「せんせい」呼びされるのは仕方ない。
でも、外で呼ばれるのは今回の件で改めて恥ずかしいとわかった。
自分で言うのもなんだが、他所様に「せんせい」と呼ばれて平気でいられるほど、図太い神経は持ち合わせていないようだ。

外で見かけたら「さかいのおじ様」と声をかけてください、よろしくお願いします。
これはこれで呼ぶ方が恥ずかしいか。

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