きみはいい子

幼児虐待、独居老人、モンスターペアレント、学級崩壊・・・地域社会が抱える問題と向き合う人間を描いた作品。
地味だが、自分に身近な思い当たる題材なので、興味深く観た。

自分の子供が通っていたときは、その苦労を全く認識していないどころか、自分たちの多クラス多人数時代より生徒数少ないのに、何の苦労があるの?と、逆に手抜き疑惑を持った小学校の教員が、これほど大変な職業だったとは。
現場に立ってみないとわからないもの、知りもせず決めつけはいかんと痛感しました。

大人の苦労や不幸は自己責任的側面もある。
子供の苦労は悲劇で、無条件に救済されるべき問題だと痛感させられる作品。

と、書いて午後、腹立たしいニュースが入ってきた。
そもそも子供の貧困に対して、政府は寄付を募ることしかできんのか?
直接対策費として税金投入せんのはなぜ?
他に無駄遣い一杯してるじゃん。

政治家全員に本作観せたいね。

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