お中元

お中元の起源は中国の道教だそうな。
昔の中国では、3人の神様をそれぞれ三元の日に祭っており、上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日で、この中元の時に神様をまつる慣わしが日本に渡り、お盆に供えるお供え物を贈るようになったのがルーツだとか。
だからお中元と呼ぶんですね。
それが、室町時代になると武家に代表されるような、利害関係による親子間(血縁関係ではなく主従関係)で物を贈るようになり、さらに商売が大きく発達した江戸時代から、取り引き先へのご挨拶として物を贈るようになり、戦後になると勤め人の増加に伴い、贈答習慣として定着し今に至る。

忙しさにかまけて、ついつい形式的な行事になりがちですが、同業のS先生は私の琴線に触れる絶妙なカードで粋なメッセージを添えてきた。
ちょっと感動・感心してしまいました。
S先生、ありがとう。
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