「ドクター・スリープ」ディレクターズカット版
14作目
2019年アメリカ製作、 スティーヴン・キングの原作小説「シャイニング」から40年後の話。
1980年公開スタンリー・キューブリック版「シャイニング」の映像を受け継ぎ、ストーリー性は小説に準じて「愛なくしてホラーなし」が心情の原作者を納得させた作品。
劇場公開版に28分間プラスして、3時間に及ぶ上映時間だが、マニアが唸るシーンが加えられているため、観るならば是非こちらだ。
キューブリック版シャイニングの登場人物が再登場するが、ジャック・ニコルソン役を引き継いだ俳優は相当荷が重かったろうに。
この俳優、実はETの主演子役だった人物だからビックリ。
ホラー作品でありながら、アルコール依存症からの脱却や親子愛をテーマにしており、原作小説とは異なるエンディングも、これなら許せるという良作でした。