CTで診断

昨年末に呼吸困難で来院したクッキーちゃん。
友達獣医師の保田先生の病院でCT撮影していただき、右側の鼻腔に腫瘤を確認しました。

そこから当院で治療を続けて、やっと安定した呼吸状態を維持できるようになりました。
呼吸が楽になれば食欲も復活し、削がれた体重も元に戻り、そうなると飼主さんの心情として、完全に治ったんじゃない?、薬を止めたいんだけど、となります。
私もできれば飼主さんの負担は和らげたい。
そこで再び保田先生に頼んでCTを撮ってもらいました。
IMG_1109

結果は残念ながら完治に至らず、以後も投薬を続け、今の安定した状態を維持しましょうということになりました。
一見落胆しがちな結果なのですが、最先端医療機器の力を借りて病状の詳細を知ることができたことは重要です。
症状だけ診て安心し投薬を止めてしまったら、たぶん呼吸の辛い状態に再び戻ったでしょう。
クッキーちゃんの今の快適な状態を維持するために、有意義な検査だったと思います。

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