雌ウサギのストレス反応

先日来院したあるウサギの話。

雌だと思って飼ったのに、どうも雄らしいとのこと。
確認したら雌だった。

では、なんで飼主さんは雄だと思ったか?
マーキングとマウンティングを頻繁にするらしい。

聞けば犬、猫と共同生活しているそうだ。
言われてみれば、連れてきたウサギキャリーから猫の匂いがプンプンする。
同居猫は雄で未去勢だとか。

ウサギはテリトリーを犬、猫、ヒトに侵害されて、相当ストレスが溜まっているのだと推測されます。
自分の存在が脅かされる危機感から、雌なのに雄のような行動で自己アピールしていたのだと思われます。

・ウサギのケージ周りには犬、猫を近づけないようにする。
・ケージ内の清掃は、ウサギが不在時にするように。
・雄猫に去勢手術をする。

最低限以上の対応をしてみて、雌ウサギのストレス軽減することが重要でしょう。

求人募集中→詳細はこちら

休診のお知らせ→詳細はこちら

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ