逆あっかんべー
飼育ケージ内の床に “血” を見つけるとビックリして、心配になりますよね。
だから慌てて来院される気持ちはわかります。
しかしウサギの身体のどの部位からの出血なのか、必ず診察で判明するとは限らず、以降しばらく飼主さんの注意深い観察頼みになることが、僅かながらあります。
単に私の力量不足かもしれません。
経過観察なんて大丈夫?
出血多量で危なくなったりしないか?
現状どれくらい貧血しているの?
いろいろ心配で、飼主さんもチェック基準がほしいでしょう。
耳を触って冷たい?
イマイチわかりにくいですよね。
私的には “逆あっかんべー” での確認をオススメします。
十分に血液が保持されている状態なら、結膜は充血しています。
貧血が進めば真っ青です。
逆あっかんべーの方があっかんべーより結膜の確認が容易で、もしウサギが怒っても噛まれる心配がありません。
普段から愛兎のチェック項目に入れておいてください。