診察を受けるときのコツ2

ウサギは診察台の上で長時間置かれると、多大なストレスを生じます。
ましてや初診時の体験がトラウマになってしまっては、次回から当院を恐怖の場として捉えてしまい、ウサギが可哀想だし、その後の診察にも支障をきたします。
だから私も細心の注意を払いつつ、適度な時間で診察が終われるよう配慮しているつもりです。
しかし、一通り診察を済ませて、ウサギをキャリーに返した後で

「あっ、先生~、もう一つ診てほしかったんですけど~」

飼主さんも人間です。
人間どんなに気をつけていても、うっかりミスは起きるもの、どちらかといえば私なんぞはうっかりだらけの人生歩んできているので、飼主さんに対して偉そうなことは言えません。
ですが、せっかくキャリーに戻れて安心したウサギを、再び恐怖の診察台に戻す残酷な仕打ち・・・

できるだけしない方がいいですよねー。
すごい時は、1回の診察で3度もキャリーと診察台を行ったり来たりして、まるでイジメられているようなウサギもいます。
飼主でない私ですら、ウサギが可哀想〜と思うのですから、飼主さんなら察してあげてほしいです。

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