観念したランちゃん
ランちゃんは継続的に臼歯を処置させて頂いている5歳のオスウサギ。
慣れたもので飼主さんが彼の食べ難そうな口の動きを発見して、的確な時期に来院してくれる。
しかし当のランちゃんは、毎回歯の処置に全力で抵抗する。
まあ考えてみればそうだ、だって治療を理解しないで口の中をいじられるのだから。
餌の食べが心配なときは合わせて強制給餌もするのだが、私のことが大嫌いな彼は、これすら抵抗して逃げようとする。
しかし続けるうち根負けすると、途端に従順になって食べだす。
あかん、このオッサンには何やっても敵わんわ、と諦めた表情がこちら。
敵意の光が目から消えている。
これ、他の子にもあるあるです。