病状の報告

ウサギの病気で多いのが胃腸鬱滞。
特に夏場は、エアコン効かせた人工環境下でも上手く順応しきれずに、正常な胃腸運動が障害され多発する気がします。

診察では獣医師が感覚を研ぎ澄ませ、様々な検査を実施し、患者の病状を把握することに努めるのですが、初動で最も重要なのが問診です。

問診
医師が患者を診察する際、まず、本人や家族の病歴、現在の病気の経過・状況などを尋ねること。
ウサギ診療の場合、特に胃腸鬱滞による病状の深刻度を測るために重要なのが、以下にあげる5つです。

(1)普段の食餌のメニューは? 主に食べているものは?

(2)食欲不振が何時から、どの程度続いているのか?

(3)糞・尿の量・質の変化は?

(4)いたずら食いの有無は?

(5)飼育環境変化の有無は?

(6)飼主さんが推測する原因は?

ウサギは自分の状況説明ができません。
病気で苦しんでいる愛兎のことを気遣う飼主さんなら、的確に説明できる観察・管理をしておきましょう。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

カレンダー

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

このページの先頭へ