消化管の状態を確認する1

ウサギがよく遭遇する彼らにとって辛い病気と言われて、私が一番最初に思い浮かべるのが腸閉塞です。
胃の先の小腸部位で、食べもの、毛球、異物が詰まることで、胃が圧力を伴い膨らんでいきます。
突然発症するので、ウサギは急にお腹が張って痛くなり、じっとして動かなくなります。

ウサギの容態の変化に気づいた飼主さんが来院された際、私は必ず飼主さんにもウサギのお腹を触っていただき、胃が腫れ上がっている状態を確認してもらいます。
飼育本やネットで勉強して知識を得るより、実際に触って理解すれば、より強烈な印象を飼主さんは持ってくれます。
そして以後は、飼主さん自らウサギのお腹を触って、消化管の状態を確認することができるようになります。
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腸閉塞は迅速な治療が大切ですので、飼主さんが早期に見つけることはとても大切なことです。

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