年末年始の備え

今年も1ヶ月を切りました。

油断するとあっという間に年が明けてしまうので、今のうちに啓蒙しておきます。
年末年始、愛兎を実家に連れて帰ったりペットホテルに預ける場合。
ウサギは環境の変化に敏感です。
ケージ内から見える外の景色が少し変わるだけで緊張する生き物です。
環境変化が仕方ないならそれ以外、少しでも普段通りの生活を保てるよう気を配るべき。
ペレット、チモシーは変えずに持ち込んで、日常的に食べないオヤツを与えない。
可能ならケージごと移動すると、少しは安心するかも。
場合によっては消化管の薬も常備。

加えてペットホテルでは、多数のウサギが室内に密集します、それも入れ替わり立ち替わり。
そのなかのどれか1頭でもダニ等を持ち込むと、容易に室内のウサギたちに感染が広がります。
預ける前の寄生虫対策は、愛兎を守ると同時にペットホテル施設に対する気遣いにもなります。
残念ながらウサギ専用の対策薬はありませんので、獣医師の指導のもと、イヌ・ネコ用を代替利用することになります。
製品によってはウサギに毒性を発現するものもありますので、必ず “獣医師の指導のもと” 対策してください。

年末年始は皆さんと同様、獣医師も休暇中が多いです。
この時期愛兎が病気になって動物病院へ受診すると、休日診療料金がかかること必須です。
年明け早々予想外の出費とならぬよう、万全の体制で。
あっ、ウサ飼いさんにとっては、お金より愛兎の命第一を承知した上でのお節介ですね。

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