帰りの車のなかで復活なんて

ウサギの診療で一番多い症状が食欲不振。
何か大きな病気があって、それに付随した症状というより、環境変化やストレスに対応できず、大小様々な程度で起きる消化管活動性の低下として起きるものが多い。

一通り飼主さんの報告を伺って、患者さんの病状を診て、先ずは当院なりの治療をさせて頂き、それに反応して食べだしてくれなければ、次は隅々検査してみましょう、という流れで行くことが多い。
こちらの見立て通りの結果になれば、もちろん嬉しい。
たまに飼主さんから「注射打ってもらって、帰りの車中で餌を食べ出してくれた!」と喜びの報告を受けるが。。。

正直に言います。
注射の効果にしては、ちと早過ぎる。
多分、オッサンの気持ち悪い診察から逃れられて、安心すると同時に腹が減ったのでしょう。

最初からガンガン検査して、お金掛けさせなくて良かったとも思う。

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