小言 2

もう一旦蛇口が開いたら、溢れ出る思いは止められないようなので、引き続きこの話題で。

診察時は診察台上のウサギ(患者)を中心に、両サイドに飼主さんと私が立ちます。
私が一通りやること終えて、飼主さんに今後の予想や病気の説明をしているとき。。。
私の話そっちのけで「◯◯ちゃん、頑張ったね〜」「もう、痛いの終わったから大丈夫だからね〜」と愛兎あやすのはどうして?

断言できないのを承知の上で、ほぼ断定させてもらうけど、そういう飼主さんに限って当のウサギは大して懐いてないぞ。
ただ横着なだけ、早く帰りたがってるだけ。
冷静さを欠いて逃げ出したいばっかりだから、飼主さんの肩越しに飛び降りないかと心配で「〇〇ちゃん、キャリーに戻していいですよ」と勧めるのに、何故抱っこしたまま従わない?
間接的に「ワシの話ちゃんと聞いて」と頼んでるのが通じないのか?

ヒトの、例えば小児科医院で、子供(患者)の付き添い(親)の立場だったらどうですか?
医師の存在そっちのけで、こういうことします?

わざわざ診察時に飼主の愛兎に対する愛情なんて、あって当たり前なんだから見せてくれなくていい。
病気で苦しんでる愛兎にしてみたら「かあちゃん、私の代わりにしっかり説明聞いて早く病気治してね」と願っているはず。
こっちは、その一向に終わりそうにない愛情表現が続く間、話が進まないのが苦痛です。

そして、そういう方に限って後々「これ、あのとき説明しましたよね?」と確認すると「えっ? 伺ってないです〜」と本当に思ってるからたちが悪い。

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