子ウサギを診る季節になってきましたが、

ウサギの繁殖が盛んな時期に入ったのか、ペットショップで購入したての子ウサギを診る機会が多くなってきました。

購入間もない子ウサギは、消化管機能が確立していないにも関わらず、ストレスに弱く、新しい環境(飼主さん宅)に順応していない状態です。
この時期一番重要なのは、正しい飼育法で、ストレスを与えず、生活環境に慣れてもらうことです。
病気の症状を伴わなければ、動物病院へ連れてきて新たなストレスにさらすことは、弱い子ウサギにとってリスクが大きいので、健康診断や爪切りなどは当院では勧めていません。

子ウサギの飼育は、正しい知識と、細心の注意を払って行うべきことだと思います。

更にもう一つ。

今日、なんと、生後2週間でペットショップから購入してきた子ウサギを診ました。
正直、まともに育つか心配です。
このような超幼若ウサギを販売してしまうペットショップが一番問題なのですが、買う側も知識を持って、それが問題か問題でないか、判断して飼うかどうか決めることも大切だと思います。

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