受診の判断

鳴き声を発して理解しやすいイヌ・ネコと違って、ポーカーフェイスのウサギは病気になっても、どの程度深刻な状態なのか、飼主さんが把握できない場合が多いかもしれません。

「今、○○○な状況なんですけど、病院に連れて行くべきでしょうか?」

当院にかかる電話の問合せでも、このような質問が少なくありません。
継続治療させて頂いている病気の変化なら、電話での飼主さんの報告から判断し、ある程度適切な指示が出せるかもしれません。
また、非常に幼若、または高齢なウサギ、通院によるストレスをかけられない重病のウサギの場合は、事前に電話で連絡を頂き、相談してもらうことが好ましい場合もあります。
これらは、私が患者のウサギ、その飼主さんの持っているウサギ観察能力を把握し、且つ、飼主さんとの信頼関係が成立していることで、対応できる相談です。

しかし、これらのことが満たされていない電話での受診判断に関しては、残念ながら的確な指示は出せないと思います。
怪しいと思ったら先ず受診してください。
その際に、飼主さんがしっかり理解できるように、わかりやすい説明をしたいです。

深夜や早朝の診療時間外に、そのような相談電話頂くと・・・私凹みます。

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