動物病院に行くべきか?

先日、ある飼主さんから言われました。

「あまり怖い思いさせたくないので、ウサギを動物病院へは連れて行きたくない」

ウサギにとって動物病院は嫌な場所、それは間違いないと思います。
病気を治療するという概念がなくて、理由もわからないまま、あれこれ苦痛になることをされる場所ですから。

しかし、嫌な場所でも定期的に訪れることによって、慣れることは可能であると思います。

愛兎の健康状態を維持しながら、寿命を極限まで延ばしたい気持ちは、全ての飼主さんにあると思います。
しかし老齢になれば、ヒトと同様にウサギも、身体のあちこちがガタついてくる筈です。
必要に迫られて初めて動物病院へ訪れる老ウサギの、恐怖の度合いは非常に高いものになる筈で、落ち着いて診療することが困難な状況になるかもしれません。
それに対して、若くて丈夫なうちから何度か動物病院へ来た経験のあるウサギなら、年老いても上述のような状況に陥ることは少ないでしょう。

来るたびに恐怖や苦痛が増すのではなく、だんだん慣れてくれるように、ウサギの扱いには注意していますので、ご理解して頂けると嬉しいです。

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