内弁慶

殆どの飼主さんが診療中の我が子(ウサギ)を見て発する言葉が

「うちの子、内弁慶だなー」

家では本当に横着でわがままウサギなのに、病院では別人、いや別ウサギのように大人しいと。
これ、ウサギは警戒心が強い動物なので当たり前の態度なのです。

「なんやこのオッサン? 馴れ馴れしく触りやがって気持ち悪いなー」

と私のことを思いながら、こちらのやることを様子見しているのです。
しばらくすると少しずつ逃げる動作をして、こちらに隙がないか確認してきます。
隙があると感じると大胆な行動に出てきます。

また、ちんたら作業に時間をかけ過ぎると、警戒心より怒りを爆発させ、「内」を取り払い弁慶に変貌します。
otokogaku-tegaki-benkei

ウサギを診察する際は「隙なく・手際良く」が原則で、これは家での投薬や強制給餌でも同様です。

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