体重の1.5%

当院の問診表には1日のペレット給餌量を聞く欄ががあり、その量を見て飼主さんのウサギ飼育知識の有無を推し量っています。

過去には多目の申告だったり、給仕量を測らず大雑把な飼主さんが殆どだったのに、最近は飼育初心者の飼主さんでも、きっちり愛兎の体重1.5%にできていることがあります。
聞けば、飼育本やネットでしっかり勉強済みらしい。
嬉しいことです。
やっとウサギも、イヌ・ネコ並みの飼育知識が行き渡った感があります。

ただ、そんな勉強熱心な飼主さんでも知り得ない、実際に飼育経験を積み重ねてきた者だけが実践して有効利用している知識も存在します。
定期的に開催しているオンラインセミナーで提供しますし、診察中にも質問してくだされば簡潔に説明します。

さて話は戻りますが、最近ではペレット給仕量を体重の1%まで下げたストイックな飼育を、最初から実践されている飼主さんもいます。
そんななかには、稀に過度にスマートになり過ぎたウサギも確認できますので、やはり健康診断で動物病院へ伺い、獣医師に判定してもらうことをお勧めします。

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