久しくやらないと怖いです
今年からスタッフOがネコを2匹飼いだした。
そろそろ不妊手術をする時期になって、なんとなく私を当てにする仕草を示したが、正直イヌ・ネコの手術は久しくやっていないので気が進まなかった。
Oが飼う2匹のうち、オスは先日やりましたが、メスはOが当院の前に勤めていた動物病院に頼みました。
獣医師会の大先輩で、いつもお世話になっているそこの院長が「酒井せんせい、何ビビってるの? ウサギの方がよっぽど怖いじゃない」と言われたそうな。
イヌ・ネコ診療の一般的な動物病院の獣医師にしたら、そう思う方が大半でしょう。
当院は、ほぼ一日中ウサギ診療漬けで、数年前からイヌ・ネコが訪れることは稀な病院になってしまった。
そうなると手術も、ウサギなら毎日こなしているので普通の感覚なのですが、イヌ・ネコだといつの間にか恐怖心が先立つようになってしまいました。
無理強いされればやれないこともないと思うのですが、万が一、スタッフの愛猫に何かあったら、今後の診療に差し障るので、先輩にお任せすることにしました。
ダメですね。
歳とってチャレンジ精神が無くなりました。