ミニレッキスについて2
ここ数年の初診表で確認すると、飼主さんが報告する品種欄に「レッキスミニ」や「シルキーレッキス」「バニファレッキス」などの記載があり、それらを全く理解できない私は一人時代に乗り遅れて、ジジイ獣医師を実感しています。
そこで今回の意見を受けたこともあり、これらの品種事情を自分なりに調べてみました。
正式には「シルキーレッキスミニ」と言うのでしょうか、日本国内のブリーダーが作り出した、ミニレッキスよりもっと小型で微妙に毛足が長く、レッキスの肌さわりの良さを継承した品種らしいです。
現在のところウィキペディア、WIKIPEDIA両者とも記載がありませんので、ごくごく最近の品種なんだろうと推測されます。
たぶんネザーランドドワーフの血統を強くして、日本のペットウサギ需要に応えるべく、更に小型化を進めた日本仕様の新品種なんでしょう。
犬でいえば、
ダックス→ミニチュアダックス→カニンヘンダックス
プードル→トイプードル→ティーカッププードル
と同様の流れだと思います。
体重が1kg台前半を占めるミニレッキスより更に小型のレッキスというところでしょう。