ベルクちゃん

改正動物愛護法が2013年に施行され、地方自治体がペットショップや繁殖業者からのイヌ・ネコの引き取りを拒否できるようになりました。

業者に対して、売れ残るなどしても、一度飼ったら一生面倒をみるよう徹底し、イヌ・ネコを安易に自治体に持ち込むことを防いで殺処分数を減らす狙いがありました。
しかしこれでも、イヌにおいては大量生産、大量消費という構造は変わらぬまま、代わりに「イヌの引き取り屋」という業態を新たに活発化させてしまいました。
引き取り屋とは、ペットショップや繁殖業者から不要になったイヌを買い取り、狭小・不衛生で劣悪な環境で、ほとんど世話をせずに、死ぬまで飼うという商売で、改正動物愛護法施行後、栃木、佐賀などでイヌの死体が大量に見つかる事件が相次いだことで判明し、今では全国的に問題となっています。

これはウサギの業界でも危惧される問題なのかもしれません。
今日、ウサギとcafe の引退スタッフ・ベルクちゃんが来院しました。
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現在8歳で慢性鼻炎を治療中ですが、スタッフ時代から可愛がって頂いたYさんの家で、リタイヤメント生活を迎えることになったようです。
Yさんのウサギ飼いキャリアは申し分なく、以後の治療も継続してくださるようで、当院としてもベルクちゃんの快適な老後を応援するつもりです。

このような受入体制の確立は、大切なことですよね。

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