ウサギトレポネーマ症の検査

今までは症状から診断し、治療薬を処方し、結果治ったからドンピシャという感じで上手くいっていたウサギトレポネーマ症(兎梅毒)。

しかし、診る数が増えると複雑難解な症状を呈する患者さんも来られるようになったので、診断の助けとして遅ればせながら検査キットを仕入れました。
CIMG3999

早速採取したウサギ血漿を用いて検査してみることに。
あっ、検査結果を出すのにローターを使って、8分間混和作業が必要なんだ。
仕方なくスタッフMに頼んで、手動混和してもらった。
CIMG3998

画像では分かりにくいが、凝集能が確認できる左が陽性。
ヒト用検査キットの流用ですし、臨床症状を認めない抗体陽性(潜伏感染?)もある程度あるようなので、この検査結果のみで確定ではないですが、診断の助けになるよう活用しようと思います。

いつまでも手動混和するとMの手首破壊してしまうので、早くローター買わないと。

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