ウサギの爪切り

既存の飼育本やネットによる知識では、ウサギの爪切りは月に1回と指導される事が多いと思います。
私見ですが、これ頻繁すぎない? が正直な気持ち。
また飼主ならば飼っているウサギの世話は全てするのが当り前、だから爪切りだって頑張って飼主自らやるもの、という責任感に囚われるのも間違いだと言いたい。

まず、ウサギの足底部ですが犬・猫のように肉球がありません。またその爪は猫のように出し入れできず、露出したままそれを唯一のストッパーとして利用し歩行します。
室内の人工環境ではフローリングの床など滑る素材が多く、常に爪が短いとウサギにとってストレスになると考えられます。
爪が剥がれる怪我を防止するなら、爪切りを頻繁にするより、爪を引っかけない環境整備に注意を向けた方がいいです。

また、ウサギは指の先端が敏感で、そこに振動が伝わる事を凄く嫌う生きものです。ですから、どんなに上手にやったとしても、飼主さんはウサギに爪切りをすればするほど嫌われると思います。
極端な話、飼主さんが近寄っただけでも、ウサギは逃げるようになるかもしれません。
もちろん嫌な事は一生涯にできるだけ少ない方がいいですよね、それはウサギも同じです。

以上の事から、私見ですがウサギの爪切りは3ヶ月に一回ほどが適度で、行うのは獣医師かペットショップに頼むのが良いと思います。

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