ウサギが触れない
先日、電話で問合せがありました。
「ウサギが病気なんだけど、暴れる子で触れないので病院へ連れて行けない。往診してもらえますか?」
聞けば結構高齢なウサギが、どうも治療期間を要しそうな病気になっているらしい。
炎上覚悟で言わせて頂けば、一歩間違えば大怪我する可能性のある凶暴な犬・猫手懐けることと比べれば、暴れるウサギをコントロールすることなんてたわいもない。が私の正直な思い。
病院まで連れてきてくれれば、何も手伝ってくれなくても診察治療しますから、せめて連れてくる事だけはなんとかしてほしい。
治療後にウサギのコントロール・投薬法も、実際に暴れる患者さんと共演して、コツを教えます。
餌だけあげて触れもしないウサギと、スキンシップが自在にできる(もちろんウサギの特性を理解しストレスかけないように)ウサギの飼育では、充実感・幸福感が全然違います。
しかしながら今回のケースは、すでにウサギが結構な高齢。
長年のワイルドライフをコントロールされることは過大なストレスになりかねない。
ああ、ウサギを飼い始めたとき相談してくれれば良かったのに・・・残念。