イナバウワーではない
名古屋はここ数日天気が悪く寒が戻り、イナバは室内でふて腐れてます。
先日、うさぎとcafeのスタッフにイナバという名前の由来を質問されました。
「先生、イナバウワーのイナバなんですか?」
最近の若者はそうみるんだ。
日本神話(古事記)に記されている「因幡(イナバ)の白兎」
国護りの神、島根県出雲大社の祭神である大国主が助けた兎の話。
縁結びの神様として世間に知られている大国主は、実は日本で最初に獣医療を手掛けた神として、我々獣医師は最も崇め奉るべき存在であります。
そんな神話にあやかって、当院で飼うことになったウサギをイナバと命名した私。
考えようによっては、なんとも畏れ多い行為といえる。
そもそも神話の白兎はノウサギで、ペットウサギのアナウサギとは違うから、獣医学的に正確を期すなら間違った命名でもあります。
改名しようかな・・・