くたびれたバリカンの方がいい

最近多くなってきた処置が、ウサギの尻周りのトリミング。

老齢で腰を落として排泄することで下を糞尿で汚してしまい、それが抜け毛と絡んで不衛生だから処置が必要になることが一般的。
しかし、最近は若くても長毛種や排泄姿勢から、汚れが生じてしまうケースも増えてきた。

そこには病気が潜んでいる可能性もあるので、診察も必要だが、先ずは綺麗で気持ちいい排泄を実現させてあげたいので、汚れのついた部分の毛をバリカン処置している。

このとき使用するバリカンは、新品高性能だと勢いが良すぎて、皮膚が裂けやすいウサギには怖い。
そこで、この処置をするときは、一番古いスクラップ寸前のバリカンを使用している。
もちろん刃の切れ味は良いけど。
回転数が相当落ちて、明らかにくたびれた状態のバリカンは、予想外に安全で確実な剃りを実現できる。

ただ、処置を見守る飼主さんが、どう思っているかが心配だが。

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