クリード チャンプを継ぐ男
1977年に始まった「ロッキー」シリーズのスピンオフ。
主役
ロッキー・バルボア ⇨ アドニス・ジョンソン(アポロ・クリードの息子)
ヒロイン
エイドリアン ⇨ ビアンカ
トレーナー
ミッキー ⇨ ロッキー・バルボア
宿敵
アポロ・クリード ⇨ リッキー・コンラン
に配役が改まっただけの完全なロッキー1コピー作になっている。
では、駄作か?
いいや、ボクシングマニアだけがウケるに留まらず、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで高評価を獲得している。
理由の一つは、宿敵リッキー役のトニー・ベリュー、他役で出演しているアンドレ・ウォードとガブリエル・ロサドは、現役バリバリ世界クラスのプロボクサーであり、試合だけでなく、ジムトレ風景からリアリティーが増していること。
もう一つは、ロッキーファンなら誰もが予想通りのエンディングに向かうのだが、十分覚悟しているのに感動を止められないロッキーとアドニスの会話シーンがあること。
これ、シリーズ化するな。
やばいぞ、ボクシングブーム来ちゃうぞ。