カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ3作

今年の正月休みは何やっとたかというと、空いてた時間はこの3冊を読むことに費やしてました。

年末に急いで購入したシリーズ1作目「悲しみのイレーヌ」
あらすじを追おうと再び読み直したシリーズ2作目「その女アレックス
N師匠から頂いて、何としても正月休み中に読了すると誓ったシリーズ完結「傷だらけのカミーユ」

主人公のカミーユ・ヴェルーヴェンは、パリ警視庁犯罪捜査部の警部で、彼がシリーズそれぞれ3つの難事件を解決していく。
犯罪描写がグロテスクでショッキングなのが特徴だが、気分の悪さよりも、どんでん返しの興奮が病みつきになる。
しかし本シリーズは圧倒的に、私を興奮とは別の強い感情に溢れさせた。
カミーユの言う通り、これは「この利己主義の時代の、なんとも贅沢な話」であって、シリーズ全1,242ページを読んで、「傷だらけのカミーユ」ラストの2ページで、その贅沢が味わえます。

正月休みだから、じっくり読めてよかった。
3冊続けて読むのをオススメ!

※今のところ「その女アレックス」のみ映画製作されているそうで、たぶん、映画作からはこの「贅沢」は味わえないだろうな。

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